Contents
はじめに
どういう話をしたいか
便器オタクの自分が、VR空間にトイレを普及させパイオニアりたいという欲望のもと行動したお話です。
バーチャルマーケット3で便器と委託本を売りました。
前篇では売った背景とかを諸々話せれたらなと思います。
後編ではトイレ販売(普及)への計画、作ったブース、商品についてのお話、結果、反省、今後の話、セルフQ&Aできればなーと
自己紹介
えびてふと申します。現在大学生です。
VRCのidはebtf です。
前に書いていた自己紹介みたいな何かを貼っておきます。
バーチャル便器オタク
これ前まではあまり言ってなかったんですが、私はトイレが好きです。言う必要無いしね。
最近ではキャラ付けにもってこいじゃないか、この趣味…と考えています。うまく調理できてる気しないけど。
明確に好きになった理由は正直わからないです。幼稚園とかそこらから好きだったので…
見知らぬ建物でもトイレの位置をすぐに探り当てるタイプの子供だったそうな
具体的には三種類ほど好きな部分があって、
水の流れ
この項目では「サイホン式」(サイホン現象)とかトイレ系の用語が一応出たり出なかったりします。
気になる方は下記のリンクを参考にするといいかも知れません。
LIXILでは多彩な洗浄方式をラインナップ。洗浄方式により、洗浄力、ニオイの発生などが異なります。
単純に水の流れが好きです。小便器ならスプレッダーから水が流れてきれいな曲面を伝い排水口へと繋がる流れ、大便器なら吐水口から水がボウル内を舐めるよに渦を描きしまいにゃサイホン現象でゴゴゴゴと入っていくあの感じ…最高ですね
あとやっぱり、各メーカーさんが節水に励んでおられるので、洗浄方式が多種多様に花開いています。
本当に時代でも、会社でも、様々な方式があります。
これに関してはYoutubeで動画を見てみることをおすすめします。
これは人とトイレの話すると驚かれるところで、世の中にはトイレを撮影してアップロードする方々がおられます。
本当にありがたいお話です、足を向けて寝られないです
トイレでカメラ出すのって人が居ると難しいので…
3Dモデルとか動画とか成果物なしでトイレ動画を見ているだけの時期が長かったのもあって、トイレオタクの前に「バーチャル」を冠しています。(普通にVR系だからという理由が大きいけど)
おすすめはC406とフチレス、CS465とかですね。古典としてC48(C-5)やC21(C-4)、C-14もおすすめします。
変わりどころだとC202とかも面白いですね。和式便器なのにサイホンゼット式ですし、金隠しの形も好き。
節水性は…
ここまで来るとお皿みたいな形に思える。
水溜りも小さいから跳ね返りも少なく洗浄音もすごく静か。
つよい。
動画前半の汚物流しも良いですね。
きりがないのでとりあえずここらへんで。
好評ならいつかおすすめトイレ動画という記事を作ろうかな…
時系列順に流れ方の変遷とか見るとまた面白いです。
用を足す面だけ考えると近ごろのトイレは水溜りが小さく、音も小さく、恐怖感がかなり薄いので大好きです。跳ね返りも少ないし。
C48にガバガバ判定即洗浄センサー取り付けてあるのはちょっときついです。本当に本当にやばくない限り我慢する。
座ってるときに水がゴゴゴゴゴと流れそうで本当にドキドキですありがとうございました。
陶器はある一度作ればもう部品交換もなにもないですし(洗浄便座とかは別)…バリエーション作りやすいんじゃないかなーと
最近はトルネード洗浄とかの名前で、一つや二つの穴から水をぐるぐる流す、というのが大きな潮流だとおもいます。
サイホン式サイホンゼット式とか色々分類はあります。
サイホン現象使うのか、便器の底にも吐水口があるかどうかという感じの分類と、ポンプ使って水を加圧します!みたいな分類とかあるんですよね…基準バラバラめ
なんか分類の軸があやふやな気もします。
さっきの動画でも、inaxで吐水口の形、流れ方が大きく違っていても縁がなかったらフチレスみたいになりますし。
サイホン現象起こすのもあるし、起こさないのもあるし、ポンプとかで電子的に洗浄の制御を行うのもあるし…といろいろです。
まあ正直どの方式に位置づける、とかよりもその便器の持つ特徴が大事ということですね(誰にとって)。
案外トイレの水の流れ方ってバリエーション豊富なんです。
同じ型番でも初期型中期型後期型と流れ方が違ったりもしますし…(ex.C21)
要は差異とか尊ぶオタクな人にはおすすめだと思います、トイレ。
恥ずかしながら、自分はUS800系とか、大まかな分類はわかれどUS900とUFS910とかなんか細かい型番の分類とかはわからないのです
なんか間違ってる部分もあると思うのでそこは予めゴメンナサイ
レバー等の操作部分
電車でGOとかお好きですか?
あれです。大きいレバーはロマンですし、それで何か動くという気持ちよさがあると思います。
もう少し詳しく言うと、スイッチやレバーが好きです。押したくなりますし動かしたくなります。大きいとなおのこと好きです。それで何か装置が動き出すというのがドキドキワクワクします。
タンク式よりフラッシュバルブ式のほうが好きです。
立地
デパートとかの階段とか、バックヤードの入口近くの薄暗くなるエリアとか、なんか隠されているようないないような、
少なくともテナントよりは目立たない奥にある場所というのがなんか隠し要素というか宝探し感あるんじゃないかなと
デパートの屋上の離れた建物にある、 ビアガーデンのときにしか使わないような リニューアルされなかったトイレとかもうたまりません。
というかデパートのあのちゃんときれいなところと、昔ながらの建物(すっぴん)が垣間見える部分がたまらないです。
デパートの屋上好きだし、古い公共施設のトイレのワクワク感は異常。
小用以外はしたくないけど。
この前、時間つぶしで行った高島屋の屋上のトイレがなかなかエモかったです
リニューアル済なのにこの便器密度ヤバスギ。便器サミットかな?
正直器具自体に面白みは無いけどね。
汚物流しまであるというビアガーデン仕様。(操作できるSK330の実物とか始めてみたかも。)



個人的にすごく見てみたいのは浅草寺にあるらしい屋外小便器です。
うまく言葉で表せないので好きな要素が詰まっているものを挙げておこうかなと。
珍スポット! 浅草寺にスゴく勇気のいる○○○があった! | 浅草スマートニュース
浅草寺の境内にこのようなモノがあります。 石の上部の金属パーツからは常時水が流れてまるで庭石のようです。
岩にスプレッダーと排水口という、材質×水の流れ×立地とかいう好きな要素てんこ盛りすぎてもうやばいです
ギャップ萌えに近いなにかがあるのかな…?
ともかく、あの大きいレバーを押すと、仕組みが働いて水が一定量美しく流れていくというこの一連の流れが好きです。
あ、小便水栓とかも好きですよ?レアですし好きなだけ水を流せて水流見れるのは楽しいですし
3Dモデリング
まずひとつ大きな背景としてあるのは、自分がいいなーと思ったものを自分も作りたい!みたいに思ってるフシがあると思います。
頑張っているかどうかは別だけどね。
美少女を描いてみたい。美少女になりたい。
ただ、少なくとも鉄道関連で3Dモデリングを始めたりはしていました。
結局それが作れる自分が当たり前になってくるんだけどね…なんというか
無いから欲しい・作りたい、作って人から評価されたいのあわせ技なんじゃないかなーと個人的には思います。
なんかこういう感情と行動の整理方法みたいなのって転がってないかな
出展への経緯
正直なんで応募したのかあんまり覚えてないです…いつ応募したんだっけわし
自分はあまりゲームをしていないんですが、でもゲームの町並みとか色々好きでした。
ただ、一つ大きな不満点がありました。
トイレがない
トイレがないんです。
どこでうんこしてんですかね。
そのため、
バーチャル空間にトイレを普及させる
ことを目標に出展しようと思いました。
まあだから現時点で(潜在的な)需要があってそれに応えるというよりは、好きなものを作って、更に売って広めたいと言うのがスタートだったりするのです。
ぶっちゃけVR空間なんてリアルアバター、肉体からの開放みたいな面ありそう…
そういう考え方に則るとトイレっていらない気もするんですけどね☺
ただ、VRCとかもゲームとかも、人間アバターやキャラクターが建物と地面といった物がある世界で動いていることが多いので…
トイレも需要があるんじゃないかなと信じています。
それこそ「便座と便器」ではない未来のトイレの形の提案みたいなのも出来て、(視覚だけでも)体験できる土台がある…とも言えるんじゃないかなと
長年の『経験』が物語る”トイレ”づくり(嘘)
あと、トイレを作ってみたいなと昔から思ってました。リアルで作るのは大変だったし手を出してなかったけど、phunというソフトでトイレを作ってました。(小学生か中学生の頃だった記憶)
今の3dモデル自体は、もともとアバターを作ろうとしてて、顔の面の貼り方から、トイレ内部の表現に使える!と考えたのが始まりです。
(正直今は再分割曲面ガンガン使って、ボックスから形作るほうが多い気はします)
ちなみに水を物理演算機能使って流すのは失敗しました。なにかいいソフトがあれば教えてください。かなり嬉しくなります。
バーチャルマーケットという壮大な〆切装置
やっぱり〆切があるとどうしてもやらないといけないとなりますよね。
もう〆切間に合わせるために直前6時間前くらいからフルパワー100%になるもの。諦めも付けながらだけど
これをもっと再現性をもたせて日常生活で出来るようになりたい。本当に。
言い方はアレですが、本当に〆切として優秀だと思います。
トイレを6種類くらい作ろうと考えていましたけど結局4種類+便座くらいになってしまいました。でも多めに見積もっておいたおかげである程度種類は出ました。
余裕があればそこに新モデルや宣伝広報booth整備を打ち込んで余裕なくせばよかったのかな
作った実物を確実に見に来てもらえる場所がある
やっぱりVRChatというAnotherReality(だっけ?)を体験できるツールの上に、確実に来場者が見込める場所があるってすごく魅力的だなーと
実際に見て体験できるんですからそれってすごいなーと。ツイートの画像や動画とは違う体験である意味実物見てるのと同じなんですもの。
あと、自分ってツイッターとかそこまでフォロワーいなかったりと、ちょっと波及力が弱いので確実に見に来てくれるって本当にありがたいんですね。
ワールドを作るのも手ですし、近いうちにいつでも見に行けるショウルームは必須だと考えています。でも多分そこまで人が来る、というかvketみたいにみんながYoutubeliveしてくれたり同じものをみんなで見に行って拡散するとかは多分無いよなーと。
publicにちょくちょく人が居る人気ワールドともまた違う立ち位置のように思いますし。
つよい人たちが居るところと同じ土俵に立ちたい
正直これに尽きる気もする。
すごいなーと思ってて、実際にフォロワー多かったり、RTファボたくさん貰える人ってTLにおられるんですよね。
ただいいなーと思うとか、自分がそのすごいものの一部になる(ex.バーチャルマーケットという有名なイベントに出展している)のもいいんですけどやっぱり自分の作ったもので多くの人に知られたいと思ってしまうんですよねー
脳内にアクア様が居ると思う。
自分が楽しんで弾けた上でつよくなるのです…!
前編のまとめ
なんか色々書き連ねてしまいました。
前編では、バーチャルマーケット3に出展した背景を、自分の興味・やってきたことの履歴から書いてみました。
壮大な自分語りとトイレトイレトイレです。
後編では、実際にバーチャルマーケットに出展したブース、商品の紹介
トイレを売る計画・結果・反省・今後の展望等々書きたいと思います。
数日中に書きたいところ。
ではまた🚽
基本情報技術者試験の勉強がかなりやばくなってきているので遅くなるかも知れないです。